天野の里からそれぞれ山道が町石道の六本杉(天野辻)、古峠、二つ鳥居へと通じています。二つ鳥居への八丁坂は世界遺産にも登録されている雰囲気のいい道です。六本杉と結ぶ道は最も緩やかで歩きやすく、町石道にこだわり天野の里を往復する場合に適しています。古峠への道は急坂続きで登りの入口が分かり辛く、濡れた道は下りで滑りやすいですが、丹生都比売神社への最短距離です。
八丁坂の途中から天野の里を振り返って見ます。
丹生都比売神社から二ツ鳥居まで約20分の登りがつづきます。
雑木林の中の静かな雰囲気のいい道がつづきます。
二ツ鳥居が見えると、そこは町石道です。右に行くと大門、左すぐの所に天野の里が俯瞰できる展望台があります。ここから丹生都比売神社まで下りで15分です。
六本杉、ここから天野の里へは直進します。慈尊院へは右後ろの方向です。
六本杉から天野の里へは緩やかな道幅の広い下り坂がつづきます。
最後の下りは少し急になり、明るい天野の里に出ます。丹生都比売神社へは左へ行くとすぐの所にあります。六本杉から丹生都比売神社までおよそ15分です。
古峠へは丹生都比売神社の鳥居の前を山側に少し行くと「奥之沢明神「や「石造五輪卒塔婆群」などへの標識のある所に出ます。このビニールハウス右横の広い地道を辿りますが、古峠への案内はありません。
上の標識で案内されていた石造五輪卒塔婆群を右下に見てさらに進みます。
ここから山道に入ります。
入るとすぐに初めて古峠への標識を確認できます。
古峠へは細い急な坂道で、ところどころにロープが付けられています。
古峠です。丹生都比売神社まで下り15分の標識があります。実際は登り15分、下りはもう少し早いでしょう。
古峠の124町石です。前方が大門への方向になります。